紅ゆずる 毎朝のこだわりは「楽しくなくても笑う」 熟練のメンタルコントロール術を明かす

 元宝塚歌劇団星組トップスターで女優の紅ゆずるが、主演する舞台「FOLKER」(23日まで、大阪・堂島リバーフォーラム)の初日を14日迎え、公演前に行われた公開ゲネプロ後に、共演の遠藤久美子、小島聖、内場勝則らと取材に応じた。

 女囚刑務所を舞台に、レクリエーションプログラムとして取り入れられたフォークダンスのコンテストに死刑囚達が出場する物語。作・演出は俳優で劇作家の後藤ひろひとが務め、25年ぶりの再演となる。大阪・関西万博を機に国内外の来阪者に大阪の文化芸術を楽しんでもらう、「大阪国際文化芸術プロジェクト」として開催された。

 稽古期間の前半は「社交界のように、フォークダンスのことばっかり練習していた」という紅。「繰り返しでもあるので、緩急がないと伝わらないだろうな、と思って。足取りを最初はぎこちないけれど、2回目、3回目はスムーズになる、とか、注目して見ていただきたい」と語り、劇中でもリズミカルなフォークダンスを披露した。

 テーマの一つである「笑顔」について聞かれると「私、朝起きたらすぐ笑います。楽しくなくても笑うんです。そしたら楽しくなってきますから」と、毎朝のルーティンを明かした。体調に左右されずに実践しているといい、「口角を上げることでメンタル的に軽くなるのを実感する。簡単ですよ、ここ(口角)の筋肉を上げるだけなのでね」と、こだわりを語った。

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