サバンナ八木「仕事が月にルミネ1本」ヒルナンデス「卒業」に始まり仕事ほぼ消滅…3年前の悪夢告白
お笑いコンビ・サバンナの八木真澄が「NISAの日」の13日、都内で行われた、吉本興業と金融庁による新NISAの普及促進を目的としたイベントにコットン、ジェラードンらと出席した。
ファイナンシャル・プランナー(FP)1級の資格を持つ八木はNISAについて解説するとともに自らの芸人人生を回想し「芸人は不安定」だときっぱり。「3年前が忘れられないんですよ」と自身の47歳当時の悪夢を赤裸々に語った。
八木は3年前のこの日と同時期、東京での仕事中に「1本の電話がチーフマネジャーからかかってきた」とし、11年レギュラーを務めた日本テレビ系「ヒルナンデス!」の卒業を知らされたと説明。「その時に、俺、今後東京来ることあるのかな」と不安が押し寄せてきたと語った。
それだけにとどまらず、大阪のレギュラー番組も複数終了することを電話で告げられたとし「失業ですよ」と苦笑い。「47歳で仕事が月にルミネ1本だけ。それまで20(歳)から仕事が途切れたことなかった。しかも相方はレギュラー10本合ったし、格差もえぐい」と続け、その現状を打破するために「勉強を始めた」という。
八木は現在までにFP1級のほか「一種外務員資格」も所持。「勉強つらいでしょ?って言われてもつらない。テレビ見る方がつらい」と、自身がテレビに出演できていなかったことから、後輩達の活躍を直視することができなかったとし、「芸人は50(歳)からがマジ怖い。稼げるときに稼ぐ」とコットンら後輩芸人へ助言を送った。
またFPの資格を取得したこともあり、昨年は「吉本興業の芸人6000人の中で営業ランキング4位となりました」とどや顔。資格による逆転ストーリーに会場からは盛大な拍手が起こった。
