女優・高畑充希（３３）が３日、都内で行われた米映画「ウィキッド　ふたりの魔女」（３月７日公開）の日本語吹き替え版キャスト会見に出席した。ハープアップヘアにワンショルダーのスリットドレスを合わせ、絶世の美貌を披露した。

　名作ミュージカル「ウィキッド」を映画化。高畑はシンシア・エリヴォ演じる後の悪い魔女のエルファバの声を務め、歌手・清水美依紗（２４）はアリアナ・グランデ演じる後の善い魔女のグリンダの声を担当し、吹き替え初挑戦となった。

　高畑は「制作の情報を知った時からワクワクしていた」と同作を楽しみにしていたといい、オーディションで役をゲットして「感動でした。まさかエルファバを演じられるとは数年前は想像もしてなかった」と感激。来日コンサートを訪問するほどのシンシアのファンで「声を当てられる日が来てどうしようという」と幸せな表情を見せた。

　生粋のアリアナオタクである清水は「青春時代はアリアナでたくさん歌をカバーしていた。彼女のファンとして、彼女の夢がかなった作品で声が担当できると聞いてうれしくて考え深いですし、責任重大だなと思った気持ちで声を当てました」と感激の思いを語った。

　主人公が大学の寮でルームメートになる所から始まる物語にちなみ、知っておいてほしいマイルールを発表。高畑は「急に電源が切れる。一点を見つめてボーッとするので、心配しないでほっておいて」と語れば、一方の清水は「犬を飼っているのでアレルギーじゃなければ飼っても良いですか」と問いかけ。これに高畑は「実は犬アレルギーだけど、実家に犬がいてアレルギー薬を飲んでめでる。猫がいるので、犬猫同居生活になります」と語っていた。