要潤が明智光秀 来年大河「豊臣兄弟!」で頭脳派の奸臣
俳優の要潤が2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で明智光秀役を務めることが3日、わかった。
本能寺の変において、主君・織田信長を自害に追い込んだ奸臣として描かれる光秀のオファーに要は「とても光栄でした」と、喜びを語った。
謎多き人物である光秀について「繊細で頭が切れる、奸臣の中でも武闘派というより頭脳派のような印象を受けております」と話し、「大河ドラマでもしっかりと描かれて来た人物ですので、これまでに先人の皆様が演じて来た役者魂をしっかりと受け継いで全力で演じていきたいと思います」と、強く意気込んだ。
10年の「龍馬伝」、15年の「花燃ゆ」、21年の「青天を衝け」に続いて、4作目となる大河出演に「大河ドラマに出演する機会は俳優人生において決して多くは訪れないチャンスであり、まさに俳優としてこれまで活動してきた集大成を発揮できる現場だと思います」と、語った要。「個人的には、これまで江戸から明治をテーマとした作品に参加させて頂きました。戦国大河は新しい挑戦となるので気を引き締めて頑張りたいと思います」と、新たなチャレンジへ思いを馳せた。
「豊臣兄弟!」は仲野太賀が主演し、戦国時代に天下統一を成し遂げた豊臣秀吉の弟で、「天下一の補佐役」とも呼ばれた豊臣秀長の生涯を描く。秀吉役は池松壮亮が務める。
