SixTONES・京本大我「光栄」トニー賞8部門受賞作の日本初演 ギター弾き語りにも挑戦
人気グループ・SixTONESの京本大我(30)が今秋に上演されるミュージカル「Once」(9月、東京・日生劇場ほか)で主演することが2日、分かった。アメリカの演劇界で最も権威のあるトニー賞の11部門でノミネートされ、8部門で受賞した傑作の日本初演。京本は主人公のストリートミュージシャン「ガイ」を演じる。
30歳を迎えてから初舞台で、京本が人生の悲哀を背負った大人の男としての新境地を見せる。原作は2007年時に全米2館での公開から口コミで話題を呼び、世界中で大ヒットを記録したアイルランド映画。ミュージカルとしては12年にブロードウェイへ進出し、トニー賞で作品賞、演出賞、脚本賞、主演男優賞を含む8部門を受賞した人気作だ。
物語の舞台はアイルランドの首都・ダブリン。京本演じる「ガイ」は、自作の歌を路上で弾き語りしている貧しいストリートミュージシャン。情熱を注いできた音楽も評価されず、失恋を機に音楽をやめることを考え、最後の路上ライブをしていた時、彼の音楽に心ひかれたチェコ移民「ガール」と出会い、音楽を通じて心を通わせていく。
京本は、原作映画のメガホンを取ったジョン・カーニー監督の作品が「もともと大好きだった」と語り「ブロードウェイでも上演されている『Once』に出演させていただけること、非常に光栄に思います」と意気込み十分。また「歌だけではなく、楽器の演奏もすることになる」と語る通り、舞台では初となるギターの弾き語りにも挑戦する。
共演には豪華キャスト陣が集結。15年ぶりの東宝作品出演となる女優・斉藤由貴をはじめ、人気アニメ「呪術廻戦」で主人公・虎杖悠仁役を務める声優・榎木淳弥はミュージカル初出演となる。京本は「心に響く表現ができるよう、作品としっかり向き合い、責任を持って務めさせていただきます。楽しみに待っていてください」と呼びかけた。
