東大卒タレント フジ上層部の対応「お粗末」「それほど探られたくない腹があるのか、と考えざるを得ない」

 東大出身のクイズプレーヤーでYouTuber、タレントでもある伊沢拓司(30)が25日、TBS「情報7daysニュースキャスター」に出演。芸能界を引退した中居正広さん(52)の女性トラブルをめぐるフジテレビの対応について厳しい意見を述べた。中居さんは23日、引退を発表した。

 港浩一社長が17日に開いた会見が批判を浴び、27日に港社長ら幹部4人が出席してオープンな形でやり直しの会見を開くフジテレビ。伊沢は「少なくともこの1週間のフジテレビの対応、上層部のリスクマネジメントの判断というのは大いなる失策であろうと思います」と指摘した。

 当事者の間で示談が成立し、守秘義務があり、さらに中居さんが引退したことで、さまざまな臆測を生んでいるが、「当事者の一部としてあり得たはずのフジテレビ上層部が、当事者の一部なのにも関わらず何かを明らかにしない。被害者を守るような行動を取れていなかった。そして臆測が増え続けていることをけん制することすらできなかったというのは、報道機関としても当事者の一部としても誠意ある、正しい対応ではなかった」とフジの上層部の対応を批判。

 「ビジネスの面から見るとその時点でまったく信用はできないですよね。正しい対応をとってもらえない、となると。そうなるとCMがなくなっていくのも当然ですし、出る側、番組を作る側も今後フジテレビとの関係性は考え直すことになってしまうかもしれないですよね。現状においては、フジテレビというよりは上層部の判断は大変に信用できない。何でそんな短期的な方向に走ってしまったのか、それほどまでに探られたくない腹があるのかな、というのは臆測になっちゃいますが、そういうことを考えざるを得ないぐらいお粗末な対応だったと言うしかない」と語った。

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