丸山隆平の鬼気迫る殺陣を見よ 2・20開幕主演舞台「浪人街」稽古場公開 舞台で初の時代劇

 入野自由(左)を相手に殺陣を披露する丸山隆平。右後方は板尾創路
 (前列左から)神保悟志、玄理、丸山隆平、板尾創路(後列同)矢柴俊博、入江甚儀、入野自由、藤野涼子、佐藤誓
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 SUPER EIGHT・丸山隆平(41)がこのほど都内で、主演舞台「浪人街」(2月20日~3月16日、東京・新橋演舞場ほか)の稽古場公開と囲み取材に登場した。

 「浪人街」は1928年制作の「浪人街第一話 美しき獲物」から始まるサイレント映画シリーズで、90年には故原田芳雄さん主演で映画化するなど、何度もリメーク。今作は、激動の時代を生きる浪人たちを描く不朽の名作時代劇を舞台化し、丸山は安政時代の江戸の浪人・源内を演じる。

 稽古を公開した丸山は、鬼気迫る殺陣を披露。オファーが来た時の心境を「舞台での時代劇は初めて」と語りながら「新たな挑戦をさせていただき、恵まれている。おっかなびっくりで怖いが、常にアップデートしていかないといけない。チャンスをいただいた」と前向き。初共演する板尾創路(61)は「色気があるよね」と印象を語った。

 座長として仕切る意識はないといい「今回の浪人街はすごく群像劇。個人個人の役の人生を生きることで舞台が進んでいくので。あまりいらんことせえへん方が良いなと」と語り「座長としては意識せずにやりたい」と話した。

 そして「自由奔放に生きる人間が、劇を通してこの人間が変わるのか、変わらないかを見てほしい」と力を込めた。観客に向けて「何も考えず、劇場でその時代を生きた人々の生き方や考えを見てもらって、エンタメとしてスッキリしてもらえれば」と呼びかけた。

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