カンテレ制作のローカル番組でも「数社から」CM差し替え要望 視聴者から連日多数の苦情や意見

 フジテレビの系列局・カンテレの大多亮社長(66)が22日、大阪市内の同社で新年社長会見を行い、専務取締役としてフジ在籍時に発生したタレントの中居正広(52)の女性トラブルについて言及。中居への“怒り”をにじませた。

 会見の中では、17日に行われたフジテレビによる会見後、系列局のカンテレでもスポンサーから、CM差し替えなどの要望が相次いでいることが明かされた。

 営業担当の妻屋健常務取締役によると、主に全国エリア対象とするネットタイムを中心に、30数社からACジャパンへのCM差し替え、または提供テロップを非表示とする依頼が寄せられているという。カンテレが制作する関西ローカルの番組でも「数社から」同様の依頼があり、大多社長は「大変憂慮する事態だと思っております」と、危機感を示した。

 また、視聴者からも連日、多数の苦情や意見が局に寄せられており、局員は対応に追われているという。

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