ブレーク中のピン芸人 M-1を「大きく括れば吉本の事務所ライブ」過去の王者2人に吉本以外の芸人が挑むリスクを力説
テレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」が21日に放送され、MCを務めるウエストランドの井口浩之、とろサーモンの久保田かずのぶがブレーク中のピン芸人・みなみかわをゲストに賞レースの在り方を語り合った。
みなみかわは「賞レースはM-1やキングオブコントだけでいい」と主張。手紙を送る方式で、M-1王者でもある久保田、井口に向けて自身の思いを語った。
みなみかわは「僕が芸人になりたての頃は、テレビで売れたいのならM-1で最低でも決勝に残るのが必須。それ以外は完全に邪道。全く勝てず、もう無理だと諦めかけてもあと1年頑張ろうを何度も繰り返しました」と賞レースに翻弄(ほんろう)された若手時代を回想した。
つづけて「吉本以外の芸人が賞レースに1年のすべてを費やすのは20代までだと思うんです。吉本の芸人ならずっとそれにかける価値はあります。劇場出番や営業もあるでしょう。しかし、吉本以外の芸人はこの1年に全てをかけるにはリスクが高い」と持論を展開。「M-1だってキングオブコントだって、大きく括れば吉本の事務所ライブなんです」とつづった。
みなみかわは、賞レースは売れるための絶対的なルートではなくなったと分析しつつ、現在の若手が賞レース以外のルートを安易に求めることを危惧していることを手紙にしたためた。
井口は「個人的な意見かもしれないですけど、やっぱり20年やってそこに行った人の方が面白くて」とみなみかわが辿ってきたルートを支持。
久保田も「『よーいドン』はみんな一緒で、スタートが違うのは絶対ないやん。道は最初一緒やでって。後半から変えるのは別にいいよ。最初はちょっと、やり合っていこうぜって」と話していた。
