八木勇征「18~20歳は僕の人生も大きく変わった」目指したサッカー選手を諦めてFANTASTICSへ
FANTASTICSの八木勇征(27)が21日、都内で行われた主演映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」完成披露上映会に井上祐貴(28)、櫻井海音(23)、椿泰我(26)、木村真人監督(37)とともに登場した。
主人公・アキト役を演じる八木は「アキト自身、ものすごく強い性格で折れない真っ直ぐな芯を持ったキャラクターだったので、ここがぶれてしまうと物語がなよなよしてしまう。そこをぶらさないためにも僕自身もこの作品に対して強い思いを持ちながら本読みの段階から挑みました」と話し、「本読みの段階で味わったことのない、まるで本番を撮っているかのような感覚になった。このキャスト、スタッフの皆さんとならヒューマンドラマをいいクオリティで皆さんに届けられると思った」と熱い思いを語った。
同作は2024年3月31日をもって、放送作家業・脚本業を引退した鈴木おさむ氏の念願の企画が最旬のキャスト陣で映画化。原作・脚本を鈴木氏が務め、緑豊かな自然に囲まれた小さな村を舞台に18歳になると“人生で一度だけ魔法を使える”と知らされた4人の若者のかけがえのない青春を描く人間ドラマとなっている。
役と同じ18~20歳の時だった実際の自分について問われた八木は「18歳の頃だとまだサッカーをずっとやっていて、サッカー選手になる夢を追いかけていた時」と明かし、「18歳の時に大きいケガをして1年半サッカーができない状況になって、現実を見た時にFANTASTICSのボーカルを決めるオーディションが開かれるという情報が入りまして、チャレンジした。人生で初めてオーディションを受けた年でもあったので18~20歳は僕の人生も大きく変わったし、ものすごく濃い時間を過ごした」としみじみ振り返った。
