鈴木紗理奈「めちゃイケ」例にフジ体質に持論「空気違うと思う」「出演者からしたらたまらない」
タレントの鈴木紗理奈が21日、TBS「ゴゴスマ」に出演した。
番組では、中居正広の女性トラブルを巡るフジテレビの社長会見を受け、同局のCM見合わせが続出している件などを報道。フジテレビ社員と芸能関係者の間で不適切な接待があったなどとする報道も波紋を広げている。
鈴木は同局のバラエティー「めちゃ×2イケてるッ!」(1996年~2018年)に前身番組から出演。「現場目線なんですけど」と前置きをした上で「会食とか飲み会とか『めちゃイケ』に関してはなくて、どちらかといえば禁止だったんです」と説明した。
出演者同士も仲良くしないように通達されていたと明かし「メンバーに相談あったりしたら内緒でご飯食べることはあったんですけど、番組仕切りの飲み会は1回くらい。今回、フジテレビがそういう体質だったんだって言われていることは、私は『あ、そうなんだ』って感じ」と意外だったという。
「『めちゃイケ』がフジテレビの中でも独特な立ち位置の番組だった」ことは認識しているが「各番組、それぞれ出演者さんとの関わり方とかアナウンサーさんとの関わり方とか空気とかって違ったと思うんですよね」と実感を込めた。
消防庁は同局系月9ドラマ「119エマージェンシーコール」のタイアップポスター配布を延期すると発表。鈴木は「今回、こういう会見をしたことによってフジテレビ全体がそういうことだったんじゃないのかって思われて、月9のポスターが取りやめになるとか、それぞれスタッフは各番組、命を削って、自分の思いを乗せて番組を一生懸命作っている中で、この会見でこうなったっていうのは現場のスタッフ、出演者からしたらたまらない思いだなと思うので、1日でも早く明らかにして、どうなるかわかりませんけど、愛情を持って作っているスタッフに被害が及ばないようにしてほしいなと思います」と訴えた。
