フジ宮司愛海アナ「意図しない目を向けられ傷ついている仲間多くいる」声震わせ「もどかしい」会見受け「イット」で社員の声代弁

 フジテレビは17日、タレント中居正広の女性トラブルについて、同局の社員が関与したと報じられている問題について、午後3時から港浩一社長が東京・お台場の同局で記者会見を開いた。午後4時44分まで100分以上行われた質疑で、第三者による調査委員会の立ち上げなどを説明した。

 フジテレビ「イット!」では午後5時52分から、記者会見の一報を報じた。宮司愛海アナウンサーはキャスターの青井実から「フジテレビの社員として色んな思いがあるわけですよね?」と聞かれ、「この一連の問題のおおもと、根本に何があったのかということをしっかりと第三者の目を入れて調べてもらう。そして、会社が生まれ変わる一歩にするべきだと私は感じています。それが信じてくださった視聴者のみなさまに対する、あるべき姿勢だとも思います」とわずかに声をふるわせ語った。

 さらに「それから一連の報道を巡って、意図しない目を向けられて傷ついている仲間が多くいます。とてもつらくて、自分たちで説明もできない。とてももどかしい状況に置かれています」と社内の声を代弁して伝えた。

 続けて「今回の会見は社員を含めて、全面的に公開はされませんでしたけども、会社に対しては、調査はもちろんですけど、社員に対する説明もしっかりと真摯に行って、それを真摯に公表してほしいと思っています」と幹部に求めた。

 番組では、約18分、会見に費やした。SPキャスターの橋下徹元大阪府知事が持論を語った。番組では、中居を一貫して「中居氏」と呼び、会見時の港氏の写真を使用した。

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