お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰（５９）が、ＭＣを務めるＴＢＳ系情報番組「ひるおび」が今年で放送１５周年を迎えることを受けての取材会を都内で行った。

　２００９年の番組開始当初は４０代だった恵は今年で還暦を迎える。この１５年での一番の変化を問われると「髪の毛の色ですかね」と回答。「４０歳ぐらいから白くて、２週間に１回は染めてた」としつつ「去年の２月ぐらいから染めることをやめた」といい「平均寿命が８３歳とかで、健康寿命が７２歳だと言われていて、今年６０歳になるのでそうすると（健康寿命は残り）１２年しかない。そういうことを考えると逆算してやれること、楽しみをなんだろうなと思うと、できるだけやっぱり素の自分でいれるように」と思ったと話した。

　また健康寿命とされる７２歳で免許返納意向があると告白。家族からの意見ではなく自らの考えだといい、その背景には「父の免許返納を母に頼まれて、父を説得したことがある」という。「その時にかたくなに嫌がる父を見て母が、『なんであんたそんな事言うの？』って言うんです。母に頼まれたのに」と苦笑。「あれを見てて、免許返納っていうのは家族でもめるんだなと。だから自分で決めようと思ってて」といい、「人間変わるんで７２歳の時にどうかとは思いますが、現時点でのジャッジです」と笑いつつ説明した。

　番組は１５周年を記念し、１２日から１６日までの５日間を「放送１５周年特別Ｗｅｅｋ“ニュースな現場”を深掘り！」と題し、様々なロケを行う特別企画を実施する。