蓮舫氏の敗因分析で泉房穂氏と橋下徹氏が完全一致「全く同感」政権批判を優先が失敗 宮根「仲悪いのに同感?」
東京都知事選が7日、投開票が行われ、小池百合子知事が早々に当選確実を決めた。
前兵庫県明石市長の泉房穂氏が7日、フジテレビ「Mr.サンデー」の都知事選SPに出演。惨敗した元立憲民主党参院議員の蓮舫氏の戦略ミスを指摘した、橋下徹元大阪府知事に「全く同感です」と同調し、キャスターの宮根誠司を「同感なん?仲悪いのに?」と驚かせた。
小池氏が投票締め切りの午後8時ちょうどに、当選確実が出るなど、圧勝で3選を決めた。橋下氏は、蓮舫氏が自民党批判の色を濃く打ち出したことが失敗と指摘。
「知事は行政権をやっていく立場ですから、自民党を批判するとか、現職を批判するとかいうことより、自分が何をしたいのか、いち早く訴えて、現職よりも早くメッセージを浸透させなくてはいけなかった」と告示前から政治ビジョンを打ち出すべきだったと話した。
橋下氏を受けた泉氏は「全く同感です」とキッパリ。驚く宮根氏に「同感で。現職で2期8年の方にチャレンジする以上は、早い段階でメッセージ、構図をつくらないとしんどかった。蓮舫さんは出馬表明したときに、イッキに色んなことをやっておくべきだったと思いますね」と、結果的に都知事としての自身の目指す政策に先んじて、政権批判に走ったことに敗因を見いだしていた。
番組冒頭では、泉氏に対して「仲悪いんじゃなくて、嫌いなだけ」とジョーク交じりに話していた橋下氏も、深くうなずいていた。