舘ひろし “ボス”石原裕次郎さんに初対面で放った「ありえない一言」を告白 石原さんの大物ぶりも明かす

 俳優の舘ひろしが27日、フジテレビ系情報番組「ノンストップ!」に生出演。芸能界の“ボス”である俳優の故・石原裕次郎さんに初対面で「ありえない一言」を放ったことを明かした。

 舘はロックバンド「クールス」のメンバーとして芸能界デビューし、後に石原プロに入社。82年に「西部警察」でテレビドラマ初出演を果たした。舘は石原さんともその撮影現場で初めて対面したという。

 衝撃の発言について問われた舘は、手で顔を覆いながら爆笑し、「僕はデビューした当時から、ディレクターズチェアを自分で持ってって座ってたんです。で、最初『西部警察』に行ったときに、現場に白いディレクターズチェアが二つ置いてあって、後ろに『石原裕次郎』もう一つは『渡哲也』って書いてあった。僕の黒いディレクターズチェアを『ここに置いとこうかな』って思って、置いてたんですよ」と前段を説明した。

 コメンテーターのタレント・坂下千里子が「怖~い!ドキドキしちゃう」と驚く中、舘はさらに「寺尾(聰)さんとか藤岡重慶さんとか、みんな立って待ってるんですよ。そこへ石原さんが来て、『あれ、この黒いイス誰のだ?』って言うもんだから『いや、ああ、僕のですけど』って言ったら、石原さんは他の俳優さんもいるんで『舘くん、10年早いな』って」と注意を受けたことを告白。それでも「僕もまだ若かったんで、ちょっとカチンと来たと言うか…。それで『今はそういう時代じゃないですよ』って」と言い返してしまったと話した。

 MCのバナナマン・設楽統は「いやいや、すごい。やっぱり肝が据わってますね…」と驚き、タレント・陣内智則は「今だったら『そういう時代じゃないですよ』も分かるじゃないですか。バリバリのそういう時代ですよね。縦社会の厳しい時代に」とツッコんだ。

 その瞬間を舘は「カメラマンの方とか、みんな『いや、舘くんは腰が悪くて』とかってかばってくれたんですけど、『いや、全然悪くないっすよ』って」と、周囲の気遣いも流して突っ張ったことも告白。「でもすごかったのは、石原さんは『あ、そうか、時代が違うのか、アハハ』って笑って行っちゃった。僕はそれやられたら『お前!』ってなっちゃうけどね、心が狭いから」と、裕次郎さんの大物ぶりも明かした。

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