３０日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子（伊藤沙莉）の母・はる（石田ゆり子）が実家から、「身内から犯罪者が出たら困る」と縁を切るとの手紙を受け取る。

　夫・直言（岡部たかし）の無実の証拠が出てこず、焦る中、丸亀の母から手紙を受け取ったはるは、長男・直道（上川周作）とその妻・花江（森田望智）に向かい、「これが世間の反応なんだな、って」「あなたたたち、籍を抜きなさい」と切り出す。

　直道は息子を抱っこしていたが、幼い息子は、何やら手を顔に持っていっており、鼻のあたりをもぞもぞ…。寅子も話に加わり、「友達の手を借りて頑張ってはみたけれど、行き詰まっているの」と真剣な表情で話す場面では、ついに左の指で鼻をほじほじ…。何が起こっているのか、まだわからない幼子の、シリアスな場面でのほっこりする子どもらしいしぐさに気付いた人もいたようで、ネット上では「思いっきり鼻ほじってて存在感」などの書き込みもあった。