元女子プロレスラーのブル中野（５６）が１５日放送のテレビ朝日「激レアさんを連れてきた。」に出演。「過去を隠し続けたレジェンドアスリート」として登場した。

　茶髪に黒ワンピで、現役時代からは激変した姿で登場すると、若林正恭が「そうですよね！中野さんですよ」と驚いた。

　プロレスラー引退後は、「あの手この手で正体を秘密に」として、ひっそりと第２の人生を送ろうとしたことが紹介された。

　正体を隠そうとした理由を「やっぱ、お金持ちじゃないですか」とぶっちゃけて笑わせ「プロレスのことしか知らないから、寄ってくる人にコロッと騙されちゃう」と説明。「ブル中野という名前を伏せ、中野恵子として第２の人生を生きていこうと思ってました」と語った。

　「化粧していい洋服を着ると輝いちゃう」とも笑わせ、「化粧もしないで地味な服」で生活したという。

　プロゴルファーを目指して体重１１５キロから６５キロに減ったことも告白。しかし国内では１週間で正体がバレてしまい、米国にゴルフ修行に向かったが、９年連続でプロテストで不合格となり、帰国したことも明かした。「プロレスってキレた者勝ちなんですよ。オワーッって。ゴルフって平常心でやらないといけないんですね。まったく一番合ってない職業で」と振り返った。

　上達するには「殴られて痛い思いをしないといけない」とクラブですねを叩いたが、現役時代にできなかったアザができて「ああっ、人間になったんだなと思いました」と笑わせた。