１４日に放送されたＮＨＫ大河ドラマ「光る君へ」では、ききょう（ファーストサマーウイカ）が中宮定子（高畑充希）から清少納言という名前をもらうシーンが描かれた。

　この日の「光る君へ」では、ききょうが突然まひろ（吉高由里子）の家にやってくる。中宮の女房として働けることになったといい、親も夫も子もいないことから「この喜びを伝える人がおらず、まひろ様の所へ来てしまったの」と説明。まひろは複雑な表情を浮かべつつ、女房となることを祝福する。

　その後、ききょうは定子と対面。定子の顔を見た瞬間、ききょうはあまりの美しさに口をポカン。「きれい…」と心の中でつぶやき、あいさつすることも忘れてしまう。すると定子は「清…少納言。そなたを今日から清少納言と呼ぼう」と言い、ききょうは「素敵な呼び名ですので、ぜひ、それでお願いしますっ！」と前のめり。その様子を見た定子は「フフ。愉快である。清少納言、末永くよろしく頼む」といい、ききょう改め清少納言も「はっ。仰せ畏まりました。一身にお仕え申し上げます」と頭を下げる。

　清少納言誕生の瞬間が描かれたことにネットもしみじみ。史実では清少納言はこの後、定子に忠誠を誓い、献身的に支えていくことになる。生涯の“推し”に出会ったききょうの表情に「一生の推しに出会ってしまったウイカ清少納言の表情たまらない。わかる！」「清少納言が爆誕する瞬間に立ち会えた気分です」「清少納言、爆誕！」「定子様を見た瞬間の『推し、見つけたーッ！』という顔が素敵過ぎる俺たちの清少納言」など話題となっていた。