歌手のＤＡＩＧＯ（４６）と“うり二つ”で、突如現れた歌謡界の新星・一之森大湖（いちのもり・だいご＝４６）が１０日、都内の赤羽・美声堂でデビューイベントを開催した。

　一之森はＤＡＩＧＯによるプロデュースで誕生。「顔も似てるし身長も同じで、誕生日も一緒。家族構成も同じだということで、すごく親近感が湧いたみたいでこういう形で後押しをしてもらうことになりました」と感謝した。

　昨年末には妻の一之森景子が家を出てしまっており、デビュー曲の両Ａ面シングル「一之森大湖です／戻っておくれ」には、その妻への思いが込められている。一之森は「私がこよなく愛する歌謡曲の新星として、これから日本の歌謡曲は世界に誇ることができるすてきな文化だと思っている。そういう歌を一之森大湖として歌い続けていきたい。そして歌いながら、旅をしながら家を出てしまった妻の一之森景子を探して、再会ができるように精進していきたい」と今後の活躍を誓った。

　今回は老舗ミュージックショップ「赤羽・美声堂」での開催で、一之森が商店街を歩いて会場に到着すると集まった約３００人のファンから大歓声が送られた。イベントは想定以上の集客により急きょ２部制に。「まさに一之森現象と言ってもいいのではないでしょうか。ここまでのことになるとは思っていなかったので、とてもうれしく思っております」と喜んだ。