宝塚 星組トップ娘役の舞空瞳が退団会見「感謝の思いで胸がいっぱい」 今後は未定も「新たな道を考えたい」

 宝塚歌劇団星組トップ娘役の舞空瞳(まいそら・ひとみ)が8日、兵庫県宝塚市の同劇団で退団会見を行った。2024年12月1日の東京宝塚劇場公演、政界コメディ『記憶にございません!/Tiara Azul-Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』の千秋楽をもって退団する。

 真っ白のワンピース姿で登場した舞空は「今まで私に出会い、ご指導し、導き、育ててくださった皆さま、そして応援し続けてくださったファンの皆さまに心から感謝の思いで今、胸がいっぱいでございます」とあいさつ。退団を決断したのは23年10月にヒロイン・サリー役を務めた「ME AND MY GIRL」の千秋楽後で、「110周年を迎える直前に小さい頃からずっと憧れていたサリー役をさせていただき、本当に胸がいっぱいになりすごく充実感があふれました。この気持ちを胸に節目の年に決断させていただきたいなという思いが芽生えました」と明かした。

 舞空は神奈川県横浜市出身。初舞台は2016年3月「THE ENTERTAINER!」で、102期生の首席で入団し、花組に配属。可憐な容姿と、伸びやかなダンスで早くから注目された。19年に星組へと組替えし、同年10月に星組トップ娘役に就任。95期の礼真琴の相手役として、首席入団トップコンビとして人気に。「礼さんに(退団することを)お伝えさせていただいたのは前作の大劇場公演のお稽古中。『(舞空の愛称の)なこちゃんが決めたことなら全力で応援するよ』と温かいお言葉をかけていただきました」と時折、声を詰まらせながら語った。

 今後については「本当に申し訳ないんですけど、宝塚が大好きすぎて何も考えられておりません。自分自身と見つめ合って新たな道を考えたいと思っております」と舞空。「最後の日まで小林一三先生の清く、正しく、美しく、そして朗らかにの言葉を胸に宝塚の娘役として日々進化し続けられるように精進して参ります」と笑顔で語った。

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