矢口真里 過去の振り込め詐欺被害を告白 「すごいリアル」な被害額も明かす

 元モーニング娘。のタレント・矢口真里が、6日報道のフジテレビ系バラエティー番組「スターズ HOW TO」に出演。過去に振り込め詐欺の被害に遭っていたことを告白した。

 矢口は「率直に言うと、振り込め詐欺に遭いました」と説明。被害額は19万円だったとし、「すごいリアルで、いきなり1000万円ならウソっぽいなと思うんですけど、19(万円)ってなんかありそうじゃないですか」と振り返った。

 矢口によると、被害に遭ったのは約19年前。「ある日、朝起きたら、着信が知らない番号で埋まってたんですよ。留守電も入ってて、留守電も10件以上」という状況で、「アプリ会社を装った男性から、身に覚えのないアプリの使用料金を滞納しているとして請求されたという。

 「その時点で私も、7割、8割は詐欺だろう」と感じたという矢口。それでも「当時、私ノースキャンダルだったんで、1ミリでも滞納していたことが世間に出ちゃったら、新聞に載ってしまうっていう芸能人ならではの怖さっていうのが徐々に出てきちゃって、ちょっとでも話聞いてみようかなってなっちゃった」と、特別な心境を明かした。

 電話をかけ直し、データ照会のため生年月日、電話番号、氏名を問われた矢口は「全部言っちゃった」と痛恨のミス。「丁寧なんですよね、相手も。データ持ってると思うから言っちゃうんです」と話した。その後、電話を替わった相手の上司に、身に覚えがないこと、いずれにせよその金額にはなり得ないことを訴えると、相手の態度が豹変。恫喝され「途中から私、すごい罪を犯してしまったんじゃないかっていうメンタルになって、最後は泣きながら謝ってた」と、完全に追い込まれてしまった。

 最終的に言われるがままに振り込んでしまったという矢口。詐欺被害を防ぐ方法として「まずは本当、(電話を)折り返さないことです。8割、それで防げるんじゃないか」とし、教訓として「寂しい話なんですけどね…。『人を100%信じるな』です」と言い切っていた。

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