宝塚 110期生が初舞台「憧れの舞台にワクワクしています」ラインダンスで『110』の人文字

 ラインダンスを披露する第110期生=宝塚大劇場(撮影・高部洋祐)
 初舞台の口上を述べる彩葉ゆめ(手前)=宝塚大劇場(撮影・高部洋祐)
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 宝塚歌劇団に今春入団したばかりの110期生が30日、兵庫・宝塚大劇場で初日を迎えた月組公演「Eternal Voice 消え残る想い/Grande TAKARAZUKA 110!」で初舞台を踏んだ。

 芝居に先立ち、黒紋付に緑の袴の正装で初舞台生ずらりと並び、口上を行った。首席入団の彩葉ゆめ(いろは・ゆめ)に成績上位の真羽利綺(まはね・りき)、星名りおん(せいな・りおん)が代表して「110周年の年に栄えある宝塚の一員になりました」などと述べると、客席からは大きな拍手が送られた。

 またショーでは「A Pretty Girl Is AMelody」の曲で、恒例のラインダンスも披露。「110」の数字を人文字で描き、アメリカンな雰囲気の中、約4分40秒、フレッシュでキュートなラインダンスを繰り広げた。また衣装は「宝塚トラディショナル」がテーマで、トップハット(恭敬)、テールコート(礼節の心)、ゴールド(善の煌めき)、赤(情熱)、白い羽(清い心)、リボン(可憐さ)というタカラジェンヌとして大切なアイテムがそろったものとなっている。

 初日を前に行われた会見では、彩葉は「憧れの舞台に立て、喜びでいっぱい。まぶしい照明に圧倒されましたが、ワクワクしています」と笑顔。真羽根も「最初で最後の同期全員での忘れられない舞台。初めての大階段からみた景色は大きくて、輝いていました、それに負けないものをお見せしたい」と決意をみせた。また星名も「スターさんや上級生の方が通っていた銀橋(エプロンステージ)を最後に渡ったときは、本当に幸せでした」と目を輝かせていた。

 110期生は39人が入団、1人が全日程休演し、さらに口上のみの出演者が1人おり、ラインダンスは37人で行った。

 今公演は7月に退団する月組トップスター月城かなとのさよなら公演。5月12日まで。

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