日航機ハイジャック事件に遭遇したベテラン歌手 当時の様子を聞かれるも「寝てたから」の生々しさ

 歌手の三田明が26日、日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」に出演。72年に起こった日航機ハイジャック事件で人質として機内にいた時のことを生々しく振り返った。

 この日は72年の日航機ハイジャック事件の真相をドラマ化。この機内には乗客として江利チエミさんと三田が乗っていた。三田はドラマを見て知ったこともたくさんあったようで、恐怖はあったか?という問いに機内で寝ていたことから状況を把握できておらず、機内の雰囲気も「ええ~ハイジャックだってよ~って感じ」と、緊迫感はほとんどなかったと振り返った。

 さらに三田は「後ろの席で犯人も見ていない」といい「正直寝てましたから」「知らなかった」とコメント。笑福亭鶴瓶も「逆にリアル(な反応)」と感心だ。

 ただ「今だから言える」として、「後ろの席の人が怒ったの。おれは福岡空港に人を待たせてるんだって。そしたらCAさんが慌てて『ハイジャックに…』って言っても『ハイジャックってお前のところの都合だろう』って」と理不尽に激怒していたと説明。当時はJALパックという旅行ツアーができたばかりだったためその乗客は「ハイジャックとJALパックを間違えてた」と、驚きの理由を説明していた。

 ハイジャックされた時、犯人は乗客を別の飛行機に移動させろと要求。警察は移動させる時に犯人の死角にバスを横付けし、飛行機に乗せる振りをしてバスに乗せ逃がす…という作戦を実行する。三田はそのときの江利チエミさんの行動を紹介。みんな我先にバスに乗り込もうとするも、江利さんは三田へ「芸能人はね、最後に皆さんを乗せてから(乗る)。我先に乗ったら格好がつかないでしょ」「自分たちは愛されている芸能人だからって。昔の先輩は教えてくれた」と、当時を振り返っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス