八代亜紀さんお別れの会 AI音声であいさつ「残念でしたが、長い歌手人生に終止符を打ちました」

 昨年12月30日に73歳で亡くなった歌手・八代亜紀さんの「お別れの会~ありがとう…これからも~」が、東京・蒲田の片柳アリーナで行われ、関係者、一般ファンを合わせ約3000人が来場した。

 祭壇は八代さんが好きだったコチョウランとバラ、カーネーションで彩られた。冒頭、生前の2020年に収録した生声を復元した八代さんのAI音声で「皆さん、お元気でしたか、八代亜紀です。今日は私のためにわざわざお出かけくださって、本当にありがとうございます。昨年の暮れ、残念でしたが、長い歌手人生に終止符を打ちました。苦しい時も楽しい時も心の支えになったのは、皆さんからの声援でした。感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつ。さらに生バンドの演奏と生前のライブの歌声を合わせ「舟唄」「愛の終着駅」などが流れ、来場者が深く聞き入った。

 80年代に賞レース争いを演じ「五・八戦争」の相手となった五木ひろしも参列。「時には戦ったこともありましたし、時にはジョイントコンサートもやったりといろんな思い出がありますね。ある意味では仲間同士というか、訃報を聞いてから信じられない気持ちでしたけど、いなくなってしまったんだなという寂しい気持ちです」と悲しげな表情で振り返った。

 戒名は「艶唱院釋信譽明煌清大姉(えんしょういんしゃくしんよみょうこうせいだいし)」。里見浩太朗、小林幸子、山本譲二、山本リンダ、研ナオコ、新浜レオン、青山新、テリー伊藤などが献花し、故人をしのんだ。

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