伊藤沙莉 オンエア当日は「テレビの前でエゴサ」 NHK朝ドラ「虎に翼」記者会見で告白

 記者会見に出席した(左から)石田ゆり子、伊藤沙莉、岡部たかし
 記者会見に出席した(左から)石田ゆり子、伊藤沙莉、岡部たかし
 記者会見で笑顔を見せる伊藤沙莉
3枚

 女優の伊藤沙莉(29)が21日、都内で行われた4月1日スタートのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合、月~土曜、前8・00)の記者会見に石田ゆり子(54)、岡部たかし(51)と出席した。放送開始を目前に控え「緊張」と「楽しみ」という現在の心境を語り、初回のオンエア時にはエゴサーチをすると隠すことなく明かした。

 昨年9月にクランクインし、順調に撮影を進めてきた。伊藤にとっては「ひよっこ」(17年)以来2度目の朝ドラ出演。演じる「トラコ」こと猪爪寅子(ともこ)は実在する日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんがモデルで女性の地位向上に貢献してきた人物となる。

 放送開始まで2週間を切り、第1週放送分はすでに確認済み。「猪爪家の楽しい雰囲気も伝わって気持ちのいいスタートが切れた。第2週を見続けようと思ってもらえる、より今後が楽しみだと思えたのでうれしかった」と手応えを語った。

 同枠での法律を扱った題材は「ひまわり」(96年)以来。台本を初めて呼んだ時は「驚きの連続」だったという。「今みんなが当たり前に思うことや『なんで?』って言えることが言えなかった(時代)。その中で寅子は現代的で『なんで?』と素直に言える子。私自身も寅子の『はて?』に『そりゃそうだ』と思う。私の『はて?』の代弁でもあって自分にもリンクするのでやりやすい」と難役にも自然と入り込めた。

 オンエア当日は「ツイッター(現・X)を開いて『#虎に翼』でテレビの前で待ち構える。見届けてエゴサしたらリハーサルに向かいます」と笑顔。「(見た人は)いろんな感想が生まれると思う。そういうものも踏まえて全てパワーにできる気がする。放送は緊張するけどすごく楽しみ。自分に喝を入れる一つのエネルギー」と前向きに反響を受け止める。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス