「だからM-1審査員に松本さんは必要です」鋭敏すぎる笑いのセンス 笑い飯哲夫が告白 現審査員のナイツ塙も驚がく

 お笑いコンビ、笑い飯の哲夫が14日放送のテレビ朝日「アメトーーク!」に出演。活動休止のダウンタウン松本人志が、「M-1の審査員に必要」と力説した。

 この日は、「賞レース2本目やっちまった芸人」で、ロッチ、チョコレートプラネット、さや香とともに出演。M-1グランプリやキングオブコントで、1本目に最高点をたたきだしながら、2本目にスベり、まさかで優勝を逃した体験を語り合った。

 笑い飯は2009年のM-1についてトーク。決勝1本目は、伝説のネタ「鳥人」で、審査員の島田紳助が史上初の100点満点を出すなど、668点でダントツ1位に。優勝は確実と思われた。

 2位のパンクブーブー、3位のNON STYLEとともにのぞんだ最終決戦。笑い飯の2人が披露したのが「ラグビー」というネタ。途中にゴールキックの準備動作をする西田に、哲夫が「チンポジを気にすな」とツッコんだことが、物議を呼んだという。

 結局、爆笑を集めることができず、審査員全員が2位のパンクブーブーに票を入れ、優勝を逃した笑い飯。しかし、そのネタは「チンポジ」として、視聴者の記憶に深く刻まれることになった。

 哲夫は後日談として、松本からネタに関する指摘を明かした。

 「おれ、前にチンポジのネタ見たことあったんや。お前、でも、M-1のときに『チンチンのポジション気にするな』って説明したやろ。オレ、あれいらんねん」

 実は、最初にネタをつくったときは、説明なしで「チンポジ気にすな」から入っていたという。しかし、初めてテレビでこのネタを披露する際に、テレビスタッフから説明を求められ、修正したため「それが体にしみこんで、そっちで言っちゃった」という。

 哲夫は松本から「オレが前に見たときは、チンポジから入ったんやけどな。チンポジ気にすな、から入ってたら、オレ最後、お前らに入れてたわ」とまで言われていたことを語ると、現在審査員を務めるナイツ塙宣之を含むスタジオの芸人全員が「えーっ!」と驚嘆した。

 自らネタを改ざんしたことで、漫才の質が落ちたことを指摘した松本の、笑いに対する誰よりも鋭利な感覚を体験談で明かした哲夫。「だから、審査員に松本さんは必要ですよ」と訴え、このままでいくと、松本不在のM-1が開かれる状況を憂えた。

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