日本維新の会・馬場代表 延期論の高市大臣を「万博のことを十分熟知されているのか」 万博会場を視察

 視察後に取材に応える日本維新の会・馬場伸幸代表(右)と藤田文武幹事長
 建設の進む大屋根リングの内部
 大屋根の上に上がり説明を受ける日本維新の会・馬場伸幸会長(左)ら議員団
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 日本維新の会の馬場伸幸代表ら43人の国会議員団が4日、2025年の「大阪・関西万博」開催予定地である大阪・夢洲を視察した。

 現在、約60%が完成した1周約2キロに及ぶ大屋根リングの上部に上がり、会場全体を見回した馬場代表は「昭和45年の大阪万博で、太陽の塔を見たときのような感動を感じてもらえると思う」と、笑顔を見せた。

 視察後には取材に応じ、「党として万博を推進していくという立場を一貫して取らせていただいています」と、改めて表明。1月に高市早苗経済安全保障担当大臣が、万博延期論を岸田文雄首相へ進言した際、能登半島地震被災地での資材や人材不足の声を聞いたことを、その行動の一因としたことには、「我々は経産省、万博協会からヒアリングさせていただいている。高市大臣の今のお役職で、万博のことを十分熟知されているのか、ということについては、はっきりわかりません」と語り、高市大臣本人への聞き取りや調査も否定した。

 被災地の復興支援に絡み、万博の延期や中止の声が出ていることに触れ、「今後復興が進んでいく中で、資材、人手不足が発生するのであれば、優先的に(被災地に)協力していく、というのは我が党の方針として決めている」と、キッパリ。復興支援との両立は可能であるとの立場を示した。

 また、リングが完成することで、リング内部への重機や資材の搬入に制限が生じる可能性についても、同党の藤田文武幹事長が「すでにネット上にも出ているが、支障のないように経路が確保されている。リングが完成しても5カ所入れるところがある、動線があるので全く問題ない、お答えいただいた」と、日本国際博覧会協会から回答があったことを明かした。

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