女優の泉ピン子が２７日、フジテレビ「ぽかぽか」に出演。国民的ロック歌手との奇縁を明かした。

　「ぽいぽい」トークで、夫に甘えているかを聞かれ「結婚３７年でしないわよ。ベタベタしない。気持ち悪い。矢沢永吉さんだったら前から（ハグ）行くけどさ」と、矢沢ラブを明かした。

　「（矢沢さん）大好きよ。あたし、死ぬまでに矢沢永吉さんに会えたら。余命１カ月と言ったら、矢沢さんのとこにお手伝いさんでもいいし、武道館のトイレ掃除でもいいから」と熱弁。「そうしたら運使い果たしちゃったのよ。うちのマンションの真ん前が矢沢さんの家だったの。１０年ぐらい」と驚きの事実を明かし、ＭＣのハライチは「えーっ！」と驚きの声を上げた。

　「最初は会ってないの。で、うちのお手伝いさんとかみんながマネジャーとか、『矢沢さん住んでますよ』って。『バカ言ってんじゃない。住んでるわけねーだろ』って言っていた。でも、ある日、デパートに行こうとして帽子かぶって、エレベーターに乗っていたら、水持って、グッチのスニーカーを素足にグッチの短パンをはいて（男性が）入ってきた」

　ピン子は「何だよお前朝１０時から。働け、この親父、！みんな働いてんのにって思ったら、（その男性が）『いいすか』って言ってジムのとこ押したのよ。そんでリズム刻んでたら『ウソ！ウソ！ウソ！』って」と矢沢であると気づいたという。

　逡巡しながらついに「矢沢さん」と声を掛けると、「あ、いつも差し入れありがとう」と返答が。実は面識がないときから、矢沢の誕生日にライブ会場に毎年、「ハンバーガー６０歳の時は６００個」と差し入れをしていたという。

　ようやくマンションで会うことができた矢沢からは「いつもありがとう」と握手され感激。「で、別れた後、手全部なめて」と手のひらを下から上へ舐めるアクションをすると、スタジオからは「ひえ～っ」と悲鳴。泉は「なんでよ、今握手してここに触れたんだから」と話すと、澤部佑は「史上最悪のオチ、エピソードトーク史上最悪のオチ」とツッコんだ。泉は「なんで？だってここに今皮膚の感覚が。なめない？」と問いかけた。

　その後、知り合いからは「ピン子さん、それストーカーですよ」と指摘されたことを苦笑いで明かした。