「ひるおび」恵俊彰、田崎史郎氏をチクリ「本当に(議員を)守る態勢で」 政治資金巡る田崎氏の解説に

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が8日、TBS系「ひるおび!」に出演。政治資金の使い道について議員の立場から解説したが、MCのタレント・恵俊彰から「田崎さんは、本当に(議員を)守る態勢で」とチクリとやられる一幕があった。

 番組では、自民党の政治資金パーティー裏金事件など政治と金の問題について特集した。

 自民党のある衆院議員の政治団体が政治資金収支報告書に記載した「飲食代」について着目。1日だけで「ラーメン店で15万8730円」「料理店で4万6000円」「割烹店で8万8300円」「食料品店で2万6690円」の出費があったことを伝えた。

 田崎氏は「たとえばある派の幹部がいますね。幹部の方は、若手の議員から頼られて『領収書持ってくれば、こっちで払っとくよ』というケースがあるわけですよ。そうやって若手の面倒を見るわけですよ。若手も幹部を頼るようになる。幹部の方が全部食べてるわけじゃ全くないんです」と、ありうるケースだと説明した。

 恵は「先生、これはアウトなんでしょ?」とリモートで出演の神戸学院大教授の上脇博之氏に尋ねると、「アウトです。他人のヤツを払ってますから支払い義務がないんですよ。虚偽記入になるし、公職選挙違反の可能性も出てくる」と厳しく指摘した。

 また、別の同党衆院議員が2022年の収支報告書では土産代だけで年間106件、836万2581円を出費していることも紹介した。田崎氏は「政治家は様々な情報を得るために会食や土産は必要なもの」と説明したが、すかさず恵は「田崎さんは、本当に守る態勢で」とチクリ。「守ってるんじゃなくて、実態を説明してわけですよ」と苦笑いしながら、釈明した。

 それでも田崎氏は「たとえば官僚の人にワイシャツ券を贈る。官僚の人たちからいろいろ話を聞くわけです。その時、謝礼するわけにはいかないから、お礼するケースはある。政治活動を行うための礼儀っていうですかね。広い意味での政治活動」と自身の取材経験を元に“解説”した。

 恵はこの説明に首を傾げながら、「政治活動を行うための礼儀?確かに人間関係とかあったりするんだと思いますよ。でも、実費で払ってるんだったら誰も何にも言わないと思うですけど、“これも政治活動です、あれも政治活動です”ってなっちゃうと、ちょっと待ってよ」と詰め寄ったが、口数が少なくなる田崎氏に「田崎さん、だんだんおとなしくなっちゃう。もうしゃべりませんよ、って目線からね」と矛を収めていた。

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