日本シナリオ作家協会、原作者と脚本家の関係語った動画について謝罪 「公式な見解ではなく」と釈明も

 日本シナリオ作家協会が4日、公式サイトを更新し、1月29日に公開した「【密談.特別編】緊急対談:原作者と脚本家はどう共存できるのか編」の動画について「原作者と脚本家の関わり方などに関して敬意や配慮を欠いた」として謝罪した。

 当該の動画をめぐっては、昨年日本テレビ系で放送されたドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが死亡しているのが発見されたことを受け、動画内で「最近の原作者はこだわりが強いんですよねえ」「私は原作者とは会いたくない派。大切なのは原作であって、原作者ではないかな」などの発言がなされたことで批判が殺到。動画は削除されていた。

 同協会はサイトこの日、公式サイトで「この度の芦原妃名子様のご逝去を悼み、心よりお悔やみ申し上げます」と追悼。その上で「小説や漫画等を脚本化させていただく際の原作者と脚本家の関わり方などに関して敬意や配慮を欠いた動画を配信したことにつき、深くお詫び申し上げます。先ず何よりもテレビドラマ『セクシー田中さん』の原作者である芦原妃名子様の訃報が伝えられた当日に、当該動画を配信したことは故人の尊厳にも関わる軽率な行為であり、重ねてお詫びを申し上げます」と謝罪した。

 一方で「今回の動画内における出演者の発言も当協会の公式な見解ではなく、また当協会に所属する他の脚本家の意見を代弁するものでもございません」と釈明。「しかしながら、今回のような事態が生じたのは当協会の管理が不十分であったためであり、『シナリオ作家協会チャンネル』の運営方法を含め、今後につきましては皆様のご意見、ご批判を真摯に受け止め、しっかりと議論を重ねながら改善してまいる所存です」とした。

 「セクシー田中さん」に関しては、担当した脚本家が昨年12月、自身のインスタグラムで、芦原さんが脚本を書かせるよう強く要望したとし、「ドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています」と説明した。芦原さんは1月26日、自身のXで、「ドラマ化するなら『必ず漫画に忠実に』」「『原作者があらすじからセリフまで』用意する」などの条件で合意したものの、「毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されていました」という状況だったことを明かした。

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