加藤シゲアキ 直木賞逃すも林真理子氏が高評価「一作ごとの成長素晴らしく」

 直木賞の選考結果を発表するスタッフ(撮影・伊藤笙子)
 日本大の林真理子理事長
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 第170回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日、都内で開かれ、2度目の直木賞ノミネートとなっていたNEWS・加藤シゲアキ(36)の受賞はならなかった。

 直木賞の選考委員を務めた林真理子氏(69)は加藤の作品について「非常に成長があるという意見が多数あったが、登場人物が多く詰め込みすぎではないかという意見も合った」と明かしつつ「ただ一作ごとの成長が素晴らしく、次回作が楽しみだという意見があった」と語った。

 芥川賞は九段理江氏の「東京都同情塔(とうきょうとどうじょうとう)」、直木賞は河﨑秋子氏の「ともぐい」と、万城目学氏の「八月の御所グラウンド」に決まった。

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