加藤シゲアキ、直木賞ならず 林真理子氏が選考明かす「非常に成長」一方で「詰め込みすぎ」意見も 次回期待と

 選考委員を代表して直木賞の選考内容を説明する林真理子氏(撮影・伊藤笙子)
 直木賞の選考結果を発表するスタッフ(撮影・伊藤笙子)
 第170回芥川賞・直木賞の受賞作品(撮影・伊藤笙子)
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 第170回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日、都内で開かれ、芥川賞は九段理江氏(33)の「東京都同情塔(とうきょうとどうじょうとう)」、直木賞は河﨑秋子氏(44)の「ともぐい」と万城目学氏の「八月の御所グラウンド」に決まった。最新作で秋田・土崎空襲テーマにした「なれのはて」が直木賞2度目のノミネートとなっていたNEWS・加藤シゲアキ(36)は落選となった。

 直木賞の選考委員を務めた林真理子氏(69)が講評を発表。加藤の作品について「非常に成長があるという意見が多数あったが、登場人物が多く詰め込みすぎではないかという意見もあった」と選考中の議論を明かしつつ「ただ一作ごとの成長が素晴らしく、次回作が楽しみだという意見があった」と語った。

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