お笑いコンビ・どりあんずの堤太輝が２日、日本テレビ系「浜田・大吉・濱家が主催！新春ツッコミ芸人総会２０２４」に出演。２３年のネタ本数が４７本しかないことが明らかになり、温厚な博多大吉も「ネタも書いてねえのかってビックリした」と驚きの声を上げた。

　この日は２３年の「漫才コントネタ本数ランキング」を発表。今回は、浜田軍枠？として、メディアではほとんど見かけないどりあんずの堤がおり、そのどりあんずは２３年のネタ本数が４７本しかなかった。ナレーションのナイツ塙も「このネタ数はダメでしょ。なにやってんすか」とツッコミだ。

　この本数に口火を切ったのがオズワルドの伊藤。「少ねえって」と切り出すと、堤は「出てないんじゃない。吉本、劇場何個あると思ってるんですか？沼津だけがどりあんずを愛してくれています」と、吉本の沼津劇場しか出番がないと説明した。

　すると伊藤は「（堤は）浜田さんに怒られないように違う説明の仕方をしてる！」と言い「自分で出ようと思ったらライブなんていくらでも出られる」「俺達だって吉本のライブないときは自分たちで探してめっちゃ出てたし。さぼってるだけなんだよ！あんたは浜田さんに怒られないように！」とブチ切れた。

　他の劇場で単独ライブなどはしないのか？と聞くと、堤は「ないよ」。なんでやらない？と重ねて聞かれると「相方に聞いてくれよ。ネタは相方が書いてるんだからさあ」とふくれっ面だ。

　伊藤の激高っぷりに大吉が「まあまあ、伊藤君の気持ちも分かるけど、芸歴詰んでるから多少なりともプライドがあるのよ」と間に入り、伊藤をなだめた。堤は福岡よしもと出身で、元大吉一派でもあった。

　そんな後輩に大吉は「私も驚いたよ？ネタすら書いてないんだって驚きはあったよ。ネタも書いてねえのかってビックリした」と、穏やかな顔ながらバッサリ。これにはニューヨークの屋敷も「大吉さんにあんなこと言わすな」と堤に苦言だ。

　ちなみに、激怒した伊藤は、年間ネタ本数は６４２本でダントツトップ。「伊藤が怒るのも分かる」の声が上がっていた。