吉高由里子 主演大河放送まで1カ月切り「ドクドク、血が出そうなくらい緊張」
女優の吉高由里子(35)が11日、都内で主演を務める2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」(1月7日スタート)の会見に共演する俳優・柄本佑(36)らと登場した。平安中期、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描き、吉高が紫式部役で主演を務め、柄本は藤原道長を演じる。脚本は大石静氏。
放送まで約1カ月。吉高は「2022年の3月に仕事の話をいただいてから1年9カ月。いよいよ1カ月となるとドクドクというか、血が出そうなくらいで緊張しています」と心境を吐露。その上で「のちの紫式部がどうやって源氏物語を書いていくのか。長いですが走りきろうと思っています」と意気込みを語った。
きらびやかで雅な平安貴族の世界。それらを表現するための役作りとして「自分が触れてこなかった書だったり、乗馬だったり、舞だったり。人生の中で今が一番習い事をしています」と笑う。ただ「着物の着方もそうだし、すべてが新鮮。役作りと言うより、その世界の中に飛び込んでいる日々です」と語った。
柄本は役作りについて「道長さんは、直筆のものが残っているので、見に行かせてもらった。それを見たのは演じる上でとても良かった。やっぱ字って(人物を表す上で)でかいなって」と話した。