宝塚 雪組12日から千秋楽まで公演実施「準備が整いました」急きょ中止相次いでいた

 宝塚歌劇団は10日、中止していた本拠地・宝塚大劇場の雪組公演「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル/FROZEN HOLIDAY」について、12~13日の公演を実施すると発表した。

 公式サイトに「12月8日(金)~12月10日(日)の公演を中止しておりますが、公演の準備が整いましたことから、12月12日(火)、12月13日(水)千秋楽 の公演を実施いたします」と掲載した。11日は当初から休演日となっている。13日が千秋楽。

 人気スター和希そらが今公演での退団を発表しており、本拠地に別れを告げる。通常なら、退団者は千秋楽の日に、黒紋付きに緑の袴(はかま)という正装で大階段を降り、あいさつするのが恒例となっている。

 同公演は、5日に「舞台上のトラブル」で芝居の途中で約30分間中断。7日の午前11時公演も「出演者の体調不良のため、回復の見込みが立たない」として開幕時間を約15分過ぎたところで急きょ中止発表。午後3時半からの公演は予定通り実施されていた。翌8日の公演は当日午前中に急きょ、再びの中止が発表されていた。

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