お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが１日、テレビ東京系「あちこちオードリー」に出演し、「Ｍ－１グランプリ２０１５」本番前の行動を明かした。

　メイプル超合金は２０１５年の「Ｍ－１」で初めて決勝に進出。その後はバラエティーなどで大活躍するようになったが、当時は無名に近い存在だった。

　「Ｍ－１」当日について安藤なつは「『いつも通り、いつも通り』ってずっと」と自身に言い聞かせていたと明かした。一方のカズレーザーについては「口笛吹いて、トイレ入って」とまったく緊張していなかったと明かした。

　カズレーザーは「トイレ入って口笛吹いてたら、個室から出たら岩尾さんがいて、『なんで自分、これからネタやるのに口笛吹けるの！？』って」と、この年の審査員をしていたフットボールアワー・岩尾望に驚かれたと明かした。ＭＣのオードリー・若林正恭は「岩尾さんが言うってよっぽどだよ。びっくりしたんだと思うよ」と岩尾に共感していた。

　カズレーザーは「Ｍ－１」本番でも普段と変わらないテンションで臨んでいたが「『平気だな』と思ってたんですけど、体は正直だったみたいで、（ネタの）最後の最後でバカクソかんだんです」とミスってしまったと告白。「賛否両論ありますが」という言葉がまったく出ず「口がバグって『言えねぇや』って頭下げて帰ったんです」とそのままネタを終了したと語った。

　メイプル超合金は決勝進出９組中７位、優勝は敗者復活から勝ち上がったトレンディエンジェルだった。