ギタリストの布袋寅泰（６１）が１９日、都内のザ・ローリング・ストーンズ公式アパレルストア「ＲＳ　Ｎｏ．９　ＨＡＲＡＪＵＫＵ」でオープン前日イベントに出席した。

　布袋は２０１４年に東京ドーム公演でザ・ローリング・ストーンズと共演。「夢のような出来事でした。夢じゃなかったのかっていうぐらい。思い出すだけで鳥肌が立つほど興奮する」とロック史に名を刻む伝説のバンドとのステージを振り返った。　

　まだ、その存在になじみの薄い若いロックファンには「（ストーンズは）聴いたままですよね。説明いらないんじゃないですか。ストーンズはストーンズ。布袋は布袋だし。音楽っていうのは頭で考えないで体で感じるもの」と簡潔に偉大さを説明した。

　日本初の公式アパレルストア誕生については「ローリング・ストーンズを聴くことはロックを聴くことで、ローリング・ストーンズを楽しむことは人生を楽しむこと。そのぐらいハッピーにしてくれる偉大なるアーティスト。みんなの毎日をアップビートでテンションあげてポジティブに変換できれば」と笑顔。自身も世界的なギタリストとして世界中に影響を与えるミュージシャンだが、この日ばかりは、すっかりファン目線で興奮していた。