俳優の林遣都(32)がこのほど、東京・明治座で行われた、上演中の主演音楽劇「浅草キッド」(22日まで。その後、大阪、名古屋公演)取材会に出席した。
ビートたけしの下積み時代を描いた自伝の初舞台化。主人公の北野武役に抜てきされた林は「1カ月半、黙々と集中して気づいたら夜という稽古場でした」と役柄に没頭してきたことを明かした。
日本のエンターテインメントに強い影響を与えた大物の半生を演じることに「武さんを演じて『よし!これでいい』と思える瞬間はなくて。稽古をいくらやっても足りない。武さんはそういった存在です」とリスペクトの思いを抱えながら全力で挑んでいくことを誓っていた。