歌手の夏木マリ（７１）が１６日、東京・日比谷公園野外音楽堂でデビュー５０周年ライブ「ＭＡＲＩ　ＮＡＴＳＵＫＩ　５０　Ｊｕｂｉｌｅｅ　ＬＩＶＥ」を行った。

　自身のデビューと同所の開設１００周年が重なった記念日。夏木は気合の入ったパンクなモヒカンヘアーに、鮮やかなドレスで登場。「お祭りに集まってくれてありがとう！日比谷１００周年おめでとう！！」と声をあげた。

　元気はつらつ、ノリノリで代表曲「キャデラック」をギタリストの仲井戸“ＣＨＡＢＯ”麗市氏、高中正義氏らとコラボ唱。観客およそ３０００人を熱狂させた。

　舞台「千と千尋の神隠し」で共演した上白石萌音や、ゆずの岩沢厚治、久保田利伸、Ａｌｅｘａｎｄｒｏｓのボーカル・川上洋平らもかけつけ、ロックの聖地・野音に歓声が沸き上がり続けた。

　鳴りやまない拍手と熱気に包まれ、テンションが最高潮となった夏木は「なんだかんだで５０年やってきたみたいなんで、この先も歌えるように頑張って行きたいと思います！」と高らかに宣言した。最後はゲストとともにクリーデンス・クリアウォーターの代表曲「プラウド・メアリー」を大合唱し、並んで笑顔で一礼。自身の佳節を最高の形で締めくくった。