藤井聡太七冠 新関西将棋会館「とても楽しみ」王座戦激闘一夜明け地鎮祭で棋士代表挨拶

 地鎮祭を終えあいさつする藤井聡太七冠
 地鎮祭に出席した(左から)桐山清澄九段、森内俊之九段、藤井聡太七冠、羽生善治会長、谷川浩司十七世名人、佐藤康光九段
 地鎮祭に出席した(前列左から)藤井聡太七冠、羽生善治会長、谷川浩司十七世名人、桐山清澄九段、(後列左から)豊島将之九段、森内俊之九段、佐藤康光九段、脇謙二九段、糸谷哲郎八段
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 将棋の藤井聡太七冠(21=竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖)が13日、大阪府高槻市の新関西将棋会館建設予定地で行われた地鎮祭に、将棋連盟の羽生善治会長(52)、谷川浩司十七世名人(61)、佐藤康光九段(53)、森内俊之九段(52)らと参列した。

 2024年の将棋連盟100周年に向け、老朽化が進んでいた大阪市福島区の現会館から、高槻駅前の一等地に移転。来年10月に完成予定で、来年中の完全移転を目指すという。地鎮祭には連盟、高槻市、建設会社などの関係者36人が参加した。

 王座戦第2局の激闘を制し一夜明け、棋士代表として登壇した藤井七冠は、「工事の安全と、新会館が将棋ファンの皆さまに長きにわたって愛される場所になることを願っております。私自身も新会館で対局できる日をとても楽しみにしております」と胸を躍らせた。

 羽生会長は「新関西将棋会館は西日本全体を統括する将棋連盟の大きく重要な拠点。約1000年の歴史を誇る将棋にとって、同じく縄文時代から現代に至るまでのたくさんの遺跡が存在する高槻市に移転が決まりましたことは、大変な名誉でもあり、誇りでもあります」とあいさつ。東西将棋会館建設委員長の谷川十七世名人も「この高槻の地で幾多の名勝負が繰り広げられますよう、また将棋ファンの方が気軽にお越しいただけるような場所にできるよう努力をしていきたい」と語った。

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