風間俊介「懸念していることがある」事務所会見受け「他者の関心注がれている中で正しい話し合いできるのか」
俳優の風間俊介が11日、日本テレビ系「ZIP!」で、ジャニーズ事務所の性加害問題について、思いを語った。
この日の「ZIP!」では、ジャニーズ事務所の性加害問題について、当事者の会のメンバーの証言や、事務所の会見を受けての所属タレントの反応などを紹介した。
そして月曜パーソナリティの風間にもコメントが求められた。
風間は「事務所はまず、被害者の方を第一に考え、行動すべき。当たり前のことですが」と切りだし、「事務所がこの先変わっていった、新たに生まれ変わったと皆様に認めていただきたい、認めて頂くべきと動くというのはその先にあるもので、被害に遭われた方々を第一に、周りの方々が『お前らは変わっていない、まだ変われていない』と言われたとしても、被害者の方を第一に考えるべきと考えます」と述べた。
「その上で少し懸念していることがあるんですけど」とも語り「性加害問題は本来、被害者のプライバシー、他者の関心が注がれている中で、本当に正しい話し合いができるのか。そこを心配しているので、事務所は新たに生まれ変わったんだっていう姿を見せることより前に、静かに冷静に被害者の方々と向き合うべき」と、何より被害者の心情に寄り添うべきと訴え。
「被害があって訴えられていない人たちが、話しやすかったり話そうと思えるその体制を、早く事務所は整えるべきだと私自身は考えます」と結んだ。