松島トモ子 ライオンとヒョウに立て続けに襲われる 紙一重で全身麻痺だった

 松島トモ子(2013年撮影)
 ライオンとヒョウに襲われた松島トモ子の様子を伝える1986年3月9日付のデイリースポーツ紙面
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 ブログでベッドから転落し、救急搬送されていたことを明かした女優・松島トモ子(78)は40歳の時、アフリカでライオンとヒョウに立て続けに襲われた経験がある。

 日本テレビのドキュメンタリー番組のロケで、1986年1月28日、コラ動物保護区を訪問した際、生後9カ月の子ライオンを眺めていたところ、親ライオンに飛びかかられた。松島はそのまま気を失い、気が付くと頭から血が流れて目が開かなかったという。頭、背中、太ももに傷を負っていた。

 その後、同じ番組のロケで、今度はヒョウに噛まれ、第四頸椎棘突起(けいついきょくとっき)及び、椎弓(ついきゅう)骨折の重傷を負った。骨折した骨片はCTに映っているだけでも十四片もあり、周囲に飛び散っている状態だった。

 主治医によると、「もう1ミリでも深く噛まれていたら、手足が麻痺(まひ)していた」という。入院時には左手首にまで麻痺が到達していた。

 それでもアフリカからの帰国後、成田空港で記者会見。都内の病院で精密検査を受け、絶対安静と診断された松島に代わり、主治医が会見したが、「飛行機に乗って帰国したり、仕事したり、かなり機上な方ですね」と驚きを隠せなかった。

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