直木賞作家の志茂田景樹氏が１３日にＳＮＳ投稿で、亡くなったｒｙｕｃｈｅｌｌさんを悼んだ。

　「ｒｙｕｃｈｅｌｌくん」と呼びかけ、ツイッターに「得難い個性に期待していたよ　でも今はご冥福を祈るのみ」と記した。

　ブログでは「読モのときから僕のファッションに注目してくれていたって。嬉しかったよ、年若い理解者がいるって心強いからな」と切り出し、テレビのロケなどで共演しファッションセンスを競い合ったことなどを振り返った。

　当時に「男女の垣根をとっぱらったファッションを楽しんでいるが、僕は紛れもなく普通に男であるに過ぎない。しかし、りゅうちぇるくんの感性は、僕が身につけようとしても身につけられないものだ」と感じたことなどを記した。

　最近のｒｙｕｃｈｅｌｌさんをみて「何となくながら、彼が目指す方向へなかなか進んでいかないのかな、感じることもあった。髪色を黒髪に戻したときも、思い通りにいかない何かがあったのかな、これは受け入れてくれないものに対する妥協かな、などと勝手に忖度した」とも記した。

　「今夜は盃１杯ながら献杯をさせていただこう。りゅうちぇるくん、これからだぞ！」と結んでいる。