現役高校生ピン芸人のはっぴちゃん。（１７）が５日、大阪・ＤＡＩＨＡＴＳＵ　心斎橋角座で、同劇場の８月キャンペーン「はっぴ～祭り！～ふぅーと、ＨＡＰＰＹな風をお届けします～」の開催発表会見にベテランお笑いコンビ「海原はるか・かなた」の海原かなた（７５）、海原はるか（７５）、ピン芸人のかみじょうたけし（４５）と出席。ハイテンショントークと世代間ギャップで先輩芸人をあぜんとさせた。

　はるかが、今年８月でコンビ結成から５３年になることに「同じコンビでずっと続けていた、いとこい先生の芸歴に近づきたい」と昭和の上方漫才師「夢路いとし・喜味こいし」を例に話すと、はっぴちゃんは「いとこい先生って何ですか」とハテナ顔。かなたは「時代ですわ。われわれが言うことは彼女にはちょっと理解しにくいところがある」とフォローし、はるかは「話を聞いたら、この子のおじいちゃんと同い年だった。初めて見た時『わけの分からん子やな』と思っていたけど、今の時代は何が当たるか分からない」としつつ「おじいちゃんと孫の関係やし、あまりにも世代が違いすぎて」と困惑を口にした。

　はっぴちゃん。が勢いよくギャグを繰り出して自己紹介すると、はるかが不思議そうに見つめる場面も。冷ややかに見守るみじょうから「はるか師匠が殺すような目で見てるぞ」とツッコまれたはっぴちゃんは、「『いとこい先生』を知らないから！？後で調べます。期末テスト並に勉強します！」と慌てふためいた。

　さらに、高校生３年生のはっぴちゃん。は「学校でもこんな感じなんで同じクラスの子にはあまり好かれてなくて」と告白。「クラス以外の子たちからは人気なんです。クラス外の子は休み時間しか一緒にいないから、チューイングガムみたいにおいしいところしか知らない。同じクラスの子は飽きた、おもんないと思って好かれてないのかも」と笑い飛ばしていた。