水着撮影会中止、維新・音喜多駿氏「表現弾圧につながる」可能性示唆

 日本維新の会・音喜多駿参議院議員が10日、自身のツイッターで、埼玉県の県営プールでの水着撮影会が中止となったことについてコメントした。

 日本共産党埼玉県委員会や同県議団が今月6日に、今月24、25日に同県内で開催予定だった水着撮影会について、「性の商品化」への反対を主張した上で、埼玉県に会場の貸し出しを禁止するよう申し入れた。県は主催者に貸し出しを禁止。あわせて直近の同様の撮影会についても貸出禁止を通達し、複数のイベントが中止となった。

 音喜多氏は「水着撮影会中止」を報じる記事を引用。「共産党の主張は表現弾圧につながるもので論外であるのは勿論、ルールを遡及適用・拡大適用したことを認めている管理者側にも大きな問題がある。埼玉維新のメンバーとも連携して対応していきます。」とコメントした。

 埼玉県の大野元裕知事は9日に自身のツイッターで「水着撮影会中止」について言及。「県営プールは、指定管理者である埼玉県公園緑地協会が管理運営。撮影会の開催許可も協会が行い、主催者に対し過激な露出の水着やポーズを禁止することを条件に許可していました。」と説明した。続けての投稿で「しかし、過去の撮影会の参加者のネット投稿内容等から、主催者が許可条件に反する行為を行っていたことが判明したため、協会では今後同様の撮影会は許可しないこととしたと聞いています。」と伝えた。

 具体的な団体名は挙げずに「過去の撮影会」について「主催者が許可条件に反する行為を行っていた」という説明。音喜多氏はこれについて「遡及適用・拡大適用」と表現したとみられる。法令の効力はその法の施行時以前には遡って適用されないという「法の不遡及」という理念が存在する。

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