「くいだおれ太郎」に新太鼓 初心者向けからクラシック用の中上級者向けの商品に 大阪・道頓堀
ヤマハミュージックジャパンは24日、大阪・道頓堀の「くいだおれ太郎」に、自社の新たな太鼓を贈呈した。くいだおれ太郎は新型コロナウイルス禍で閉塞(へいそく)感が広がった世の中を明るくするため、贈られた楽器でコミカルなリズムを刻む。
くいだおれ太郎は08年に閉店した食堂「大阪名物くいだおれ」の看板人形。09年に旧中座跡地の「中座くいだおれビル」に再登場し、地元住民や観光客に愛されている。
これまではヤマハ製の初心者向けドラムを使っていたが、今回クラシック演奏などで使う中上級者向けの商品に交換した。贈呈式では「ヤマハアーティスト就任!」と書かれたたすきも掛けられ、小刻みに腕を動かしてさっそく明るい音を響かせた。今後はヤマハの製品カタログやイベントにも登場する。