ロシア入国禁止リスト入りの岡部芳彦教授 イベント出演も警戒「恐る恐るやってきた」
ウクライナ研究会会長で神戸学院大学の岡部芳彦教授が22日、都内で、ドキュメンタリー映画「プーチンより愛を込めて」のトークイベントに出席した。岡部教授はロシア外務省が公表した63人の入国禁止リストの一人。
ウクライナ国旗の青と黄色の蝶ネクタイを締めた岡部教授は「ロシアの入国禁止リストに入っていて、昨年5月発表直後には警察の方が大学に来られて『あまり人前に出ないで警戒してくれ』と言われた」と回想した。
これを引き合いに「今日ここに来るのに恐る恐るやって来た訳です」と話しつつ、司会を務めた「舞台『刀剣乱舞』でご活躍の(元宝塚歌劇団星組)の汐月しゅうさんが守ってくれるのではないかと思って来ました」と笑いを誘った。
同作のオリジナルグッズであるキャンディーを「先ほど売店を見たらプーチンのアメというのが売っていた。私関西から来ておりますので、舐めとんのかという感じですけど」とポケットから取り出して紹介。観客にオススメしつつ「しかしながら、ブラックリストに入った直後に『知らん人からもらった食べ物は食べるな』と言われておりますので、これは保存用にしたいと思っています」と話した。
