宝塚音楽学校合格発表 倍率15・3倍 今世紀最少倍率

 ガイダンスのため校舎に入る宝塚音楽学校合格者
 ガイダンスのため笑顔で校舎に入る合格者
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 タカラジェンヌを育成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校が29日、第111期生の合格発表を同校のホームページで行い、612人が受験し、15・3倍の難関を突破した40人が夢への切符を手にした。

 例年、同校の合格発表は、校舎裏の掲示板で行い、少女達の悲喜こもごもの姿が、春の風物詩となっていた。だがコロナ禍のため、4年連続でネット発表のみとなった。

 コロナ禍や少子化の影響で、今年の受験者は612人。最高身長が171・8センチ、最低身長が157・4センチ。今年も海外からの受験者はおらず、692人が受験し、17・3倍と今世紀最少倍率だった昨年をさらに下回った。

 40人は4月15日に入学式を行い、2年後の初舞台を目指し、レッスンに励む。

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