「サンモニ」大江健三郎さん作品「映画化されない」にネット反論 大島渚、伊丹十三作品など例示

 TBS系「サンデーモーニング」が19日、放送され、日本総合研究所会長の寺島実郎氏のコメントにネットからのツッコミが入った。

 今月3日に亡くなったノーベル賞作家・大江健三郎さんの話題。寺島氏は「“戦後日本”なるものと格闘した人」とコメントした。さらに「不思議に思うのは、大江作品ってなぜか映画化されないんですよね」と疑問も投げかけた。「(映画化)されないのか、しないのかですね、いずれにしてもですね、難しい存在感を放った人なんだけれども、われわれの心の中にドシーンと残ってますね」と評価した。

 これについてネットでは「これは間違い。難解ながらも、映画作家はこれに挑んでいる。」という指摘が。蔵原惟繕監督の「われらの時代」(1959年)、増村保造監督の「偽大学生」(60年、原作は『偽証の時』)、大島渚監督の「飼育」(61年)、大江さんの義理の兄である伊丹十三監督の「静かな生活」(95年)があることが伝えられた。

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