ずん飯尾 助演男優賞 アドリブ怒られた「沈黙のパレード」で好演

 東京映画記者会(デイリースポーツなどスポーツ紙在京7社で構成)が制定する「第65回ブルーリボン賞」の各賞が23日、決定した。主演男優賞は「TANG タング」、「ラーゲリより愛を込めて」で幅広い演技力を見せつけた嵐・二宮和也(39)が初受賞。倍賞千恵子(81)は「PLAN 75」で史上最高齢の主演女優賞に輝いた。恒例の授賞式は、コロナ禍で3年連続中止となった。

 バラエティーでの軽妙さを封じ、娘を殺された父のありさまを立体化させた。「沈黙のパレード」での好演を評価されたずん・飯尾和樹(54)は、受賞を聞いた時を振り返り、「年下のマネジャーに敬語を使っちゃいました」とおどけた。

 撮影ではお茶を飲むシーンで「あちっ」とアドリブを入れ、監督に「そういうのいりませんから!ずんは玄関に置いてきてください!」と怒られた。

 現場は盛り上がったが「帰り道、夕暮れの環八で『必要ないな』と気付きましたね」と以降は俳優・飯尾を徹底。選考した記者たちから演技を評価されると「これで役者一本って甘い世界じゃないですからね…あ、すいません、大きくとらえちゃって」と笑わせた。

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